平成27年1月試験問題から変更される制度改定等について

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制度改正をチェック

ファイナンシャルプランナー試験の大敵と言えば、そう、制度改正です。
アベノミクスといわれる経済へのテコ入れが積極的に行われるようになっていますので、
いつ開催の試験から、どの部分の変更が適用されるのかを確認しておくことをお勧めします。

こちらのサイト(FP技能士勉強法)
にとてもよくまとめてありますので、ご確認ください。

2015年1月試験より反映される内容

原則として、2014年10月1日時点での法令等に基づき出題されます。ただしNISAについては注目度が高く、法令基準日に関係なく出題される可能性があります。

企業型確定拠出年金の掛金上限の変更

改正前:
他の企業年金がない場合、掛金上限は月額51,000円。
他の企業年金がある場合、掛金上限は月額25,500円。

改正後:
他の企業年金がない場合、掛金上限は月額55,000円。
他の企業年金がある場合、掛金上限は月額27,500円。

※2014年10月以降に拠出分より、上限額を上記の通り増額できます。
※個人型確定拠出年金の掛金上限に、変更はありません。

NISA口座の変更

改正前:
NISA口座を一度開設すると、最大で4年間、他の金融機関に口座を変更することができません。
また、NISA口座を廃止すると、 最大で4年間、NISA口座を再び作ることができません。

改正後:
NISA口座を、1年単位で金融機関の変更ができるようになります。
また、NISA口座を廃止した場合、翌年にNISA口座を再び作ることができます。
※2015年1月1日以後に申請されたものに適用されます。

NISA関連の問題は特に注意しておきましょうね。

そして、ここ最近で注目される大きな制度改正としては相続税に関するものですが、
こちらは次回(平成27年5月開催分)試験から適用される予定です。

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