ファイナンシャルプランナーの定義
ファイナンシャルプランナーの定義として、IAFP(国際FP協会)が定めたものがあります。
それによると、ファイナンシャルプランナーとは、 「顧客の収入や資産・負債など、顧客に対するあらゆるデータを集め、要望や希望・目標を聞き、 現状を分析した上でそれに基づいて顧客のライフプラン上の目標を達成するために、 必要に応じて弁護士、税理士等の専門家の協力を得ながら、貯蓄計画、保険・投資計画、税金対策など 包括的な顧客の資産設計を立案し、その実行の手助けをしていく専門家」とされています。
一言で言うならば「個人に対する包括的な資産設計の専門家」とでもいえるでしょうか。
日本におけるFP
日本は1500兆円を超える個人金融資産を抱えている国家だといわれています。
日本の国家予算が83兆円なので、日本人が持っている個人資産の大きさに驚かされます。
ファイナンシャルプランナーのフィールドは、この個人資産です。
ファイナンシャルプランナーは、平成15年からファイナンシャルプランナー技能士という国家資格となり、 社会的にも認知されるようになりました。
いまや、個人がその人生において理想とするゴールへ到達するためには、個人の資産運用・生活計画は欠かせません。
ファイナンシャルプランというものが、一部の特別な人のためだけのものではなくなった今、 ファイナンシャルプランナーの需要が大きく広がっています。
ファイナンシャルプランナーは人気資格のひとつとして、早くも定着してきている印象です。
今後もますます活躍の場を広げるファイナンシャルプランナーに注目が集まっています。